冬旅行-祭りおよびその後:フェズ、ラバット
2007年 12月 31日
12月21日(金)
以前首都だった町、フェズFezにてイスラムのお祭り犠牲祭当日を迎えた。
モロッコで一番大きく複雑極まりないという旧市街メディナに向かって歩いて行くと、あちこちで火をおこし、羊を焼いている。
住宅街に迷い込んだところ、「ちょうど家で羊をさばいてるから見に来ないか」と誘われ、お邪魔することにした。入り口を入るとすぐにキッチンで、そこではこのような光景が繰り広げられていた。
最初は、血のにおいがすごく、あまりに生々しくて直視できなかったけど、既に頭は取られていたので段々平気に。この後も、町の至る所で羊をさばいて焼いていたので、早い段階で慣れておいて良かった。年に1回、この日は家族、町内で集まって羊を殺し、詳しくはよく分からなかったけど、イスラム教上の聖人の誰か?に感謝するらしい。
旧市街の中心へ行ってみたものの、このお祭りのためにほとんどの店は閉まっており、シーンと寂しい。 細い路地がクネクネと入り組んでいて、地図が全く役に立たないので、適当に歩いていると、勝手に着いてきてガイドを始める男性登場。「ガイドはいらないよ」と言っても、「今日は暇だから付き合って歩いてるだけだよ。」と去ろうとしない。面倒だったので、まぁいいかと思って案内されるがままに歩き、途中、レザーショップに連れて行かれた。屋上からは皮を加工するための作業所が見えた。
1時間ちょっと歩き、旧市街のゲートに戻ると、勝手にガイドくんが、「町を見れて楽しかったでしょ。さぁ、今度はあなたが私を幸せにする番ですよ。」とお金を要求してきた。まぁ、ちょっと予想はしてたんだけど、そのやり方が気に入らず、「そんな騙すようなやり方でお金を要求されるのは納得がいかない。払わない。」と言って拒否。その後、20分ぐらい言い合いをし、最後には向こうが諦めた。
その後、また住宅地に迷い込んで出られなくなっていると、今度は10歳くらいの子供が案内してあげると言って大通りまで連れて行ってくれ、最後にお金を要求してきた。今回は、反射的にありがとうと100円程度を渡したのだけど、こういう時、どういう対応が正しいのか悩む。それなりのことをしてもらった対価として当然に受け入れるのか、でも、子供がこういうことでお金を貰えると学習してしまうと、将来いんちきガイドになってしまう恐れがあるから払わない方がいいんだろうかとか。今のところそのときの気分によって支払ってしまってますが。
フェズは、お祭りのために普通の姿がよく分からず、天気も良くなかったので、あまり印象の良くないまま終了。本当は、とても綺麗で歴史のある深い町らしいです。
12月22日(土)
フェズから電車で3時間、モロッコの現在の首都ラバットRabatに移動。まずは、王宮跡。
フェズなどで会ったモロッコ人には、ラバットに行っても面白くないと言われていたのだけど、混沌とした雰囲気に少し疲れていたので、海沿いの青空に映える家々がさわやかで、気分爽快。
海辺のカフェで出されたミントティーは、クセが強すぎて飲めず。
町の中心の本当に中心部だけは整備されていたけれど、やはりあまり綺麗ではなく、古びた印象。
ラバットにも小さいながらも旧市街があり、そこに行ってみたところ、前日の犠牲祭の後がまだまだ残っていて、羊の肉が道端に山と積まれていた。しばらくは、どこの町に行ってもこの姿を見なければならないのだろうか。そんな大きなお祭りだって知らず、事前調査が不十分だったな。
以前首都だった町、フェズFezにてイスラムのお祭り犠牲祭当日を迎えた。
モロッコで一番大きく複雑極まりないという旧市街メディナに向かって歩いて行くと、あちこちで火をおこし、羊を焼いている。
住宅街に迷い込んだところ、「ちょうど家で羊をさばいてるから見に来ないか」と誘われ、お邪魔することにした。入り口を入るとすぐにキッチンで、そこではこのような光景が繰り広げられていた。
最初は、血のにおいがすごく、あまりに生々しくて直視できなかったけど、既に頭は取られていたので段々平気に。この後も、町の至る所で羊をさばいて焼いていたので、早い段階で慣れておいて良かった。年に1回、この日は家族、町内で集まって羊を殺し、詳しくはよく分からなかったけど、イスラム教上の聖人の誰か?に感謝するらしい。
旧市街の中心へ行ってみたものの、このお祭りのためにほとんどの店は閉まっており、シーンと寂しい。
1時間ちょっと歩き、旧市街のゲートに戻ると、勝手にガイドくんが、「町を見れて楽しかったでしょ。さぁ、今度はあなたが私を幸せにする番ですよ。」とお金を要求してきた。まぁ、ちょっと予想はしてたんだけど、そのやり方が気に入らず、「そんな騙すようなやり方でお金を要求されるのは納得がいかない。払わない。」と言って拒否。その後、20分ぐらい言い合いをし、最後には向こうが諦めた。
その後、また住宅地に迷い込んで出られなくなっていると、今度は10歳くらいの子供が案内してあげると言って大通りまで連れて行ってくれ、最後にお金を要求してきた。今回は、反射的にありがとうと100円程度を渡したのだけど、こういう時、どういう対応が正しいのか悩む。それなりのことをしてもらった対価として当然に受け入れるのか、でも、子供がこういうことでお金を貰えると学習してしまうと、将来いんちきガイドになってしまう恐れがあるから払わない方がいいんだろうかとか。今のところそのときの気分によって支払ってしまってますが。
フェズは、お祭りのために普通の姿がよく分からず、天気も良くなかったので、あまり印象の良くないまま終了。本当は、とても綺麗で歴史のある深い町らしいです。
12月22日(土)
フェズから電車で3時間、モロッコの現在の首都ラバットRabatに移動。まずは、王宮跡。
フェズなどで会ったモロッコ人には、ラバットに行っても面白くないと言われていたのだけど、混沌とした雰囲気に少し疲れていたので、海沿いの青空に映える家々がさわやかで、気分爽快。
海辺のカフェで出されたミントティーは、クセが強すぎて飲めず。
町の中心の本当に中心部だけは整備されていたけれど、やはりあまり綺麗ではなく、古びた印象。
ラバットにも小さいながらも旧市街があり、そこに行ってみたところ、前日の犠牲祭の後がまだまだ残っていて、羊の肉が道端に山と積まれていた。しばらくは、どこの町に行ってもこの姿を見なければならないのだろうか。そんな大きなお祭りだって知らず、事前調査が不十分だったな。
by sunny-j-sky
| 2007-12-31 22:00
| 旅行